2008年08月18日
どうお金を使うか考える・・・

どうお金を使うか、考える・・・伊藤家に学ぶ
新潟市の東南に横越という地区があり、そこに北方文化博物館という
建物があります。
そこの大地主である伊藤さんという方のお屋敷でしたが
それをすべて寄付し、現在は財団法人北方文化博物館となっています。
さて、1964年に新潟大地震がありました。
マグニチュード7.5の大地震で、津波や火災による被害もあり、
二万以上の家が家事や倒壊の被害にあいました。
しかし伊藤家は瓦一枚落ちなかった。
壁にヒビも入らなかったそうです。
いったいなぜでしょうか。
北方文化博物館の館長を務める、現当主の伊藤さんがこんな話をしています。
昔、米どころの新潟で、三年間の飢饉があったそうです。
そのとき、当時の伊藤家の当主が近隣の農家に
『うちの庭園に築山を造ってくれ』
と声をかけました。
『ただし、機械は一切使わないでください。手で造ってください』と
手で少しずつ土を運ぶなんて大変です。
機械を使えば一気にできる。それにもかかわらず、
手で運ぶことにこだわりました。
手で土を運ぶことは、誰にもできます。
80歳のお年寄りにも、5歳の子供にもできる。
伊藤家は土を運んでくれた人たちに、誰にでも賃金を払いました。
今もあるその築山は、高さは4~5メートル、幅は10メートルくらいでしょう
それほど大きな築山ではありません。
それを造るのに三年かかったそうです。
その間、伊藤家では賃金を払い続けました。
飢饉が回復し、築山が出来上がったとき
近所の農家の人々は口々にいいました。
『伊藤さんのおかげで、私たちは一家心中しないですみました。
あの仕事のおかげでどれだけ助かったかしれません』
もし伊藤家が、ただお金をあげてしまうと、人は自尊心が傷つけられるでしょう。
けれども仕事の報酬をもらうのであれば、自尊心も傷つけられません。
こういうかたちで伊藤家に恩を受けた人たちは、伊藤家がますます栄えるようにと
思うでしょう。
だれも妬み、嫉妬などしないでしょう。
むかしは伊藤家のように人を助けるという考えかたの人が
多かった・・・・今はどうでしょう?
私も伊藤家のように志を高くもって生きていきたい。
Posted by HAPPY オトン at 20:27│Comments(4)
│お金の法則
この記事へのコメント
おはようございます。
今日の記事いいですね
杏おじいもそうなりたい
志を高くもって。
今日の記事いいですね
杏おじいもそうなりたい
志を高くもって。
Posted by 杏おじぃ
at 2008年08月19日 09:47

>>杏おじぃさん
おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
はい・・・志を高くもっていきましょう。
おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
はい・・・志を高くもっていきましょう。
Posted by HAPPYオトン
at 2008年08月19日 10:04

こんばんは
お金の使い方もですが、お金の稼ぎかたも難しいと思うんですが
どうお考えですか?
お金の使い方もですが、お金の稼ぎかたも難しいと思うんですが
どうお考えですか?
Posted by 学 at 2008年08月19日 21:49
>>学さん
おはようございます。
いいところに気づきましたね~
お金って意志があるんですね
次回そのことを書きたいと思います。
サンキュ(* ゚̄ ̄)/・・・・・・・♪
おはようございます。
いいところに気づきましたね~
お金って意志があるんですね
次回そのことを書きたいと思います。
サンキュ(* ゚̄ ̄)/・・・・・・・♪
Posted by HAPPYオトン
at 2008年08月20日 08:28
