2009年03月31日
中国今度は毒ソファーで多数の被害者
毒粉ミルクの次は毒ソファー・・・衣食住全てが危険

写真左は腿の表皮の薬品火傷/BBC2009/3/27より、中国製のソファーを購入し、座っているうちにアレルギー反応を起こし、これほど酷くなった。酷くなってからもソファーが原因とは気がつかなかった。
2007年より、中国から英国への輸出時にソファーに防カビ剤のフマル酸ジメチルDimethyl fumarateを使用したため、このソファーに触れた人々が皮膚炎を起こした。被害は数千人に及ぶ。この被害は英国だけでなくフランスにも及んでいる。なにしろ、知らないで数ヶ月も危険な毒ソファーに座り続けていたのだから、症状は悪化するばかりだった。
3月27日、被害者2000人が14の小売店に対して1000万ポンドの補償を求めて裁判が行われた。コンシューマ商品に対しての2000人ものグループ訴訟は英国史上最も大きいと言う。
この訴訟を見て、さらに他の被害者グループも提訴の可能性がある。ただ、この裁判前に既に毒ソファーを販売した一社であるランド・オブ・レザー社は倒産している。保険も利くメーカーとそうでないものもあるようだ。中国側から補償を取るのは至難の業、いくら判決が出ても難しいと思われる。
EUでは5月1日から、フマル酸ジメチルを含む商品の輸入を禁止する。
直ぐに症状がでれば対応の仕方もあると思うが
徐々にしか症状が現れないのは怖いな・・・
結果被害が拡大していくことになる。
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Posted by HAPPY オトン at 09:11│Comments(2)
│国内・世界の話題
この記事へのコメント
中国製って本当に怖いですねえ。
ただもはや生活に浸透しきっているので防ぎようはないんでしょうなあ。
ただもはや生活に浸透しきっているので防ぎようはないんでしょうなあ。
Posted by Dayan at 2009年03月31日 11:51
>> Dayan さん
中国の衣食住の問題は今後も出てくるでしょう。
殆どのメーカーが中国での生産ですから難しいような???
中国の衣食住の問題は今後も出てくるでしょう。
殆どのメーカーが中国での生産ですから難しいような???
Posted by HAPPYオトン
at 2009年03月31日 19:27

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