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2010年01月11日

ケータイにアダルト動画が入っていれば逮捕 !?

「中国を列車で旅行するなら、あなたの携帯電話にどんなポルノ動画も持っていないことを確実なものにしてください。さもないと、あなたは投獄されます!」




ケータイにアダルト動画が入っていれば逮捕 !?






こう報じているのは、中国の様々なニュースを英語で報じているChine Hushである。Zhengzhou evening newsの記事を引用し、中国で起きた携帯のポルノ動画にまつわる事件を伝えている。


今回紹介されているチャオさん(仮名)は、紹興鉄道の浙江省の駅で警察官に尋問を受けた。携帯電話には日本のアダルトビデオの動画が入っていたという。警察は7年前の事件を持ち出して、チャオさんを連行したのだ。




詳細は以下で





事件は昨年の12月29日の午前9時に起きた。駅に降り立ったチャオさんを、2人の警察官が呼び止めた。警察官は乗車券を見せるように要求した。チャオさんが止められている間に、何人もの人が通り過ぎていった。全て女性である。1人の警察官が点検のために全ての荷物を見せるように要求。荷物を全て見せると、携帯電話を出すように言われた。携帯を渡すとまずは電話帳に目を通し、次いでメディアファイルの全てを見始めた。その中に日本のアダルトビデオの動画があったのだ。

警察官はしばらく話合うと、チャオさんに交番まで来るように言った。交番に着くと法律本を見せられた。そこには7年前の事件が元になった罰則規定が書かれている。『ポルノ映像(CD・DVD)の製造、販売、輸送をする者は、15日間の拘留と3000元(約4万円)の罰金に処す。軽微な場合には、5日間の拘留と500元(約7千円)の罰金』。そう書かれていた。そして警察官はチャオさんに

「あなたは、私たちが何をするべきだと思いますか?」と尋ねた。そして、

「私たちはあなたを引き止めることが出来ます」

チャオさんはそう言われて、反論した。

「携帯電話にポルノ動画が入っているのは、私だけでなく、恐らく男性の90%が持ってると思うんですけど。全ての男性をチェックしないんですか?なぜ私だけなんですか?」

「チェックされなければ、あなたはここに居ることはなかったでしょう。あなたは運が悪かっただけです」

警察官はチャオさんを連行した理由を、こう説明した。チャオさんはすぐにはめられたと思った。しかし、今は彼らの言うことに従わざるを得ない。

「私はどうしたら良いんですか?」

「そうですね。最短で5日の拘留です」

「それは勘弁だ、兄弟。こうしよう、明日飲みに行こう。ご馳走しよう」

チャオさんは警察官を飲み食いに連れて行くことで、この場を免れようとした。しかし、

「私たちは毎日、誰かに食事に連れて行ってもらってるので、結構です」と断られた。

チャオさんは仕方なく、机の上に持ち金の全部200元を出した。

「これで全部だ。それ以上持ってない」

そう言うと2人の警察官は顔を見合わせて、

「罰金には足りませんが、あなたが良く振舞ったので今回は良しとしましょう」

そう言って解放してくれたという。チャオさんはこのことを非常に残念に思っているとのことだ。新年を前に、警察官の小遣い稼ぎの的になったとチャオさんは付け加えている。

中国を旅行する際は、携帯電話のポルノ動画は削除するべきではないだろうか。特に外国人をターゲットにしてチェックが行われているという。それでなくてもポルノを持ち歩くのは恥ずかしいから止めた方がいいだろう。



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Posted by HAPPY オトン at 09:12│Comments(0)国内・世界の話題
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